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フォトブック(写真アルバム)の選び方1

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コドモノ!編集部です。
おかげさまでコドモノ!にもフォトブックのレビューが沢山寄せられるようになりました。フォトブックはせっかく作っても、仕上がりを見て「暗いし粗いしガッカリ!」という事があります。一方で同じ写真素材をつかっても「感動するぐらいキレイにできた!」という事もあります。どこが違うのでしょうか。ウェブサイトに記載されている情報からある程度仕上がりを判断できれば便利です。
今回は中立的な機関であるJPIA(日本フォトイメージング協会)さんに伺ったお話を交え、
フォトブックの選び方を少し深掘りしてみたいと思います。

フォトブックの種類(銀塩とオンデマンド印刷)

フォトブックの種類は大きく「銀塩」と「オンデマンド印刷」に分かれます。
「銀塩」というのは、いわゆる現像された写真と同じですので仕上がりもイメージしやすいですね。「写真」「写真仕上げ」「印画紙」などと書かれているのが「銀塩」です。銀塩でないものはほぼ「オンデマンド印刷」となります。
銀塩のフォトブックが作れるのは、vivipri、富士フイルム(一部オンデマンド印刷あり)、カメラのキタムラ(一部オンデマンド印刷あり)、Kodakフォトブック(一部オンデマンド印刷あり)等、フォトブックが誕生する前から写真プリントに携わってきた会社が多いようです。

価格が安いのは?

銀塩とオンデマンド印刷、両方提供している会社を見ると、オンデマンド印刷より銀塩を上位(高級)ラインとして扱う傾向があるようです。Kodakフォトブックの例を見てみます。
例)kodak フォトブック
 ランドスケープ(170×230mm) 20ページ ハードカバーマット仕上げの場合
 銀塩:¥4,700
 オンデマンド印刷:¥3,680
銀塩の方が若干高コストな設定となっていました。これでも一昔前に比べれば、銀塩フォトブックは身近になってきたといえると思います。

「オンデマンド印刷」にもいろいろな種類が!

格安フォトブックの中には印刷方式が明記されていないサービスも見受けられますが、オンデマンド印刷は大まかに以下の3パターンに分かれます。
①液体トナー
液体トナーによる印刷は現在の主流ではないかと思います。印刷機でいえば、HPのIndigo シリーズを使っていることが多いそう。オンデマンドでありながらオフセット印刷の品質に近いと言われてますが、主観の問題というか評価は分かれます。実際、「液体トナーによる印刷」と記載されているサービスの中でも仕上がりは千差万別・・・。
(液体トナーを採用しているサービス例:TOLOTなど)
②粉体トナー
オフィスのコピー機のトナーを交換する時、粉が飛び散って苦労した経験がある方も多いのでは。粉体トナーとは、大型のコピー機を考えればわかりやすいと思います。トナーの中にドライな粉が入っている形式です。
(粉体トナーを採用しているサービス例:nocosoなど)
③インクジェット
ノズルからインクを吐出するインクジェット方式のフォトブックも見かけます。Canon製のDreamLaboという機械を用い、染料インクで印刷されているケースが増えてきました。仕上がりがトナー形式とはまた少し違った感じになります。
(インクジェット方式を採用しているサービス例:Story7など)
さて、この分類を踏まえ・・・①を採用している会社が多いようなのですが、同じ設備の会社の中でもバラつきがあります。これをどうとらえるべきかJPIAの岩田会長に伺いました。
「印刷機の問題と並んで、補正ソフトの問題があります。昔は職人さんが一枚一枚補正をしたりしたのでしょうが、現在はほとんど自動補正ソフトに頼っています。そこでどうしても補正ソフトの性能や設定によって仕上がりが異なって来ますし、補正ソフトが自動でできることにも限界がありますね。」・・・納得。

■フォトブックの耐久性は十分なの?

編集部によくいただく質問に、「フォトブックの耐久性は十分なの?」というものがあります。手元の格安フォトブック見れば見るほど、耐久性はあまりなさそう・・・。子供の手が離れてさびしくなった時に、あるいは子供たちが大人になった時に、きちんと残るのかどうか。これは気になります。
銀塩写真については歴史と実績がありますのでイメージがつきます。光・熱・空気中の酸素・汚染ガス・水分・カビなどで劣化はしますが、アルバムに貼って保存されていれば「子供のころの写真が見れなくなっちゃった」ということはまずないでしょう。
オンデマンド印刷についてはどうなのでしょうか?ネットには「オンデマンドは銀塩に比べて耐久性に劣る」というような表記も散見されます。耐久性のデータについて識者に尋ねたり、ネットで検索したりしましたがどうも目ぼしい情報がありません。JPIAの岩田会長にも伺ってみたところ
「印刷機などのメーカーが何らか独自の社内基準を設けて検証はしているのではないでしょうか?」
とのこと。とはいえどのような印刷機を使っているかはユーザーに公表をしていないサービスが多く、一般ユーザーにはなかなか手に入らない情報です。「もしどうしても気になる方は、銀塩が安心です。」

■まとめ

フォトブックの仕上がりについては、好みが分かれますので、おすすめは ①オンデマンド印刷(液体トナー、紛体トナー、インクジェット) ②銀塩 をそれぞれ比べてみて、お好みのサービスを選ばれるのが良いのではないかと思いました。もちろんコドモノ!でも引き続きパパママの体験談、レビューを掲載してまいります。ユーザーが知識を持って厳しい目で選ぶことで、今後フォトブックサービスはもっと充実したものになってゆくと思います!
お忙しい中、取材にご協力いただいたJPIAの皆様ありがとうございました!
この記事を書いたクリエイター
kodomono

kodomono(4記事)

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